今回は『浦和レッズ』についてですが
Jリーグ1stステージ第10戦『浦和レッズvsガンバ大阪』戦がありました
ACLはベスト16でFCソウルに敗戦、前節は鹿島に敗戦、点が取れず苦しい状況で、まさに正念場の試合でしたが…
その結果は
明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第10節
2016年6月15日(水)19:04キックオフ・市立吹田サッカースタジアム
2016年6月15日(水)19:04キックオフ・市立吹田サッカースタジアム
ガンバ大阪 1-0浦和レッズ
得点者:
8分 宇佐美貴史(G大阪)
入場者数:29,397人
アウェイでの戦いでしたが、前半早々カウンターから失点し、そのままガンバ大阪に守り切られてしまいました…
鹿島・ガンバと連続でカウンターで失点し、あとはゴール前を固められ、崩せず敗戦と、何も学習していない浦和が鮮明になりました…
国内の上位チームに勝てないどころか点も取れない浦和…これで1stの優勝はほぼ絶望的になりました…
FCソウルに負けて、すべてが悪循環になっています…
今日の浦和のフォーメーションはいつもの『3-4-2-1』で…
出場停止の森脇に代えて加賀、疲れも考慮しズラタンと石原を起用するなど鹿島戦から大幅に選手を変えてきました
前線もいつものKLMではなくズラタン・石原・李とベストメンバーから大幅に変えてきました
今日の布陣
ズラタン
石原 李
関根 駒井
阿部 柏木
槙野 遠藤 加賀
西川
さて試合開始ですが浦和がいつもどおりポゼッションを高めて攻め、ガンバを押し込む展開となりますが…
前半にカウンターで1点を取られると、その後何度もチャンスがありながら点が取れず1-0で敗戦でした…
ガンバはDFラインを下げて浦和の攻撃に対応しましたが、まんまと術中にはまりました…
そして鹿島戦もそうですが、浦和が攻めているときに遠藤がDFラインが上げすぎていて、相手の攻撃を遅らせられないという致命的な状況…
Jリーグでも中位・下位チームなら高いラインでも攻撃力がないので問題ないですが、鹿島・ガンバといった上位チームには高いラインは危険すぎます
上位チームとの戦いは相手に先制点を与えないという『我慢比べ』が基本ですが、正直遠藤をリベロから一度外して、昨年同様、那須を入れるとか、遠藤の守りの考え方を改めさせないといけないかもしれません
あと後半興梠と武藤が途中交代で入って阿部ちゃんが前目でプレーして非常にパスワークがよくなったのに、青木が入って阿部ちゃんをDFラインに下げたのはミシャの采配ミスです
青木が入ることでスムーズなパス回しが遅くなり、阿部ちゃんがDFラインに入ってガンバを楽にさせてしまいました…
阿部ちゃんがDFラインに入ったので、柏木だけしか中盤でパス出しできる選手がいなくなってしまい、ガンバは守りやすく、浦和の攻撃が遅くなるという悪循環になってしまいました
そして何といってもチャンスにならないCKやFK…セットプレーのキッカーは武藤か梅崎に変えたほうがいいです
ミシャはセットプレーを軽視しているようですが、苦しい時にセットプレーで点を取れないチームは間違いなく優勝できないです
そしてセットプレーの空中戦ではやっぱり那須が強いですので、こういう勝てないときには、思い切って遠藤と那須を入れ替える必要性もありそうです
さて各種参戦お疲れ様でした
これで1stステージ優勝争いはほぼ絶望的となりましたが、とにかく1stステージの残りの試合をすべて勝つ気持ちで戦ってほしいです
そして年間でも優勝できるようにチームを作り上げていきましょう
次節はアウェイで広島戦がありますが…
とにかく点を取ることと、絶対に勝つ気持ちで戦って欲しいです
ではまた
おまけ
9日にJリーグから『日産自動車が三菱自動車の株式を取得』する件の見解が示されてから、勝ててないどころか点が取れない浦和は本当に重症です…
ACLはベスト16で敗戦、リーグも勝てずに失速、チームは親会社の株式取得問題で揺れ、浦和は今まさに正念場です
ここでズルズル負けないためにも、残り3連戦に『浦和の意地』を選手には見せてほしいです