今回は『浦和レッズ』についてですが
Jリーグ1stステージ第16戦『浦和レッズvsサンフレッチェ広島』戦がありました
ACLはベスト16でFCソウルに敗戦、鹿島・ガンバ大阪に敗戦、点が取れず苦しい状況で、浦和の真価が問われる試合でしたが…
その結果は
明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第16節
2016年6月18日(土)19:04キックオフ・エディオンスタジアム広島
2016年6月18日(土)19:04キックオフ・エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島 4-2浦和レッズ
得点者:
6分 柴崎晃誠(広島)
26分 関根貴大
40分 宇賀神友弥
64分 塩谷 司(広島)
69分 塩谷 司(広島)
83分 佐藤寿人(広島)
入場者数:24,656人
3試合連続カウンターから先制され苦しい展開になものの、『浦和の意地』を見せ2点を取りますが…
後半は両チームとも疲れがありオープンな展開でシュートの応酬となりますが、広島に打ち負け、2-4で浦和が破れました
しかも浦和のゴールはサイドの関根と宇賀神と、FWが点を取れないというのは重症です…
今日の浦和のフォーメーションはいつもの『3-4-2-1』で…
リーグ・ACL・日本代表と連戦続きで疲労の見える柏木を外し、駒井をボランチにしてきました
前線もいつものKLMではなく興梠・武藤・梅崎にしてきました
今日の布陣
興梠
武藤 梅崎
宇賀神 関根
阿部 駒井
槙野 遠藤 森脇
西川
さて試合開始ですが、またもや試合早々カウンターから点を取られ先制される苦しい展開に…
これで3試合連続でカウンターから先制される展開となり、結局ラインを修復できません…
遠藤のラインコントロールがうまく機能しません…
攻めるときに両ワイドに人を置く浦和は、速攻を受けると中盤に人が少なくなるという弱点がありますが、結局この部分は何年経っても改善されません
その後は浦和も意地を見せ、久々に関根がゴールを奪うと、宇賀神が追加点を取り2-1でリードしますが…
後半はセットプレーから塩谷に取られると、その後また塩谷に点を奪われ逆転され、最後は柏木の凡ミスで4点目を奪われ終戦…
リードしながら守り切れず、キレたミシャが急場で3枚替えしたかと思えば、交代出場の柏木が凡ミスと、全てにおいて酷い試合でした…
本来なら2-1で浦和がリードしているときに柏木を入れてパスを散らすサッカーのほうが良かったですがミシャは動かず、逆転されてスペースがない状況で柏木を入れても厳しいですし、そもそも日本代表選手があんな凡ミスとは言語道断です
これで鹿島・ガンバ・広島と上位対決3連敗で1stの優勝もなくなりましたが、負けるべくして負けた試合でした
格言に『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし』という言葉がありますが、相手のカウンター時の守備の課題を分析せず、3試合連続でカウンターから失点し、自分たちのサッカーといって、毎試合力押しのサッカーをしているチームでは勝てないです
ミシャサッカーには駆け引きがないので、力押しできない上位チームとの試合では勝てません
そして、ミシャは記者会見で『チャンスは多く作った』『点を取れなかったのは不運だった』という弁明をよくしていますが…
じゃあ何故チャンスを多く作ったのに点を取れないのか、もっと原因追及をしないといけないですし、セットプレーでも1点は1点なのに、何故セットプレーで点が取れないのか原因追及をしないといけないのではないでしょうか
また、ミシャは不運と言いますが、結果3連敗中何度もチャンスがありながら興梠・武藤・李・ズラタンのFW陣はゴールを決められなかったですし、チーム内で徹底的に議論して、得点という目に見える形でFWとしてのプライドを示してほしいです
さて各種参戦お疲れ様でした
これで1stステージ優勝争いはなくなりましたが、とにかく1stステージの残りの試合は年間優勝に繋がる試合をしてほしいです
柏木は今回のプレーは酷すぎでしたし、怪我ならしばらく柏木はベンチ外にして、ラインコントロールに難のある遠藤をボランチ、那須をリベロに使ってみるのも手だと思います
ではまた
おまけ
9日にJリーグから『日産自動車が三菱自動車の株式を取得』する件の見解が示されてから、勝てない浦和は本当に重症です…
ACLはベスト16で敗戦、リーグも勝てずに失速、チームは親会社の株式取得問題で揺れ、浦和は今まさに正念場です
ここでズルズル負けないためにも、第1ステージ残り2連戦に『浦和の意地』を選手には見せてほしいです