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【地域密着アニメの理想形】『ふらいんぐうぃっち』11話&最終回感想(『作画良し、キャラ良し、構成良し』と三拍子揃った本当に良い作品だった改めて思いました)

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感想 : 今回最終回でしたが、改めて『作画良し、キャラ良し、構成良し』と三拍子揃った魅力的な作品だと思いました! 

そして最後は『弘前ねぷた祭り』と地域密着アニメらしい弘前を宣伝する内容なのも素晴らしかったと思います
 
この作品に出会えて本当に良かったと思えた最終回でした! 

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キャスト
木幡真琴:篠田みなみ
倉本千夏:鈴木絵理
倉本圭:菅原慎介
木幡茜:葵 歌菜

 
スタッフ
原作:石塚千尋
監督:桜美かつし
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラデザ:安野将人
アニメ制作:J.C.STAFF

 
 
 
さて、今回は11話と最終回の2話連続で放送されましたが、11話では『空飛ぶクジラ』が描かれますが…
 
先週の最終回直前イベントで先に見てきましたが、空飛ぶクジラが登場し、それに乗るというのは『ラピュタ&ナウシカ』といったジブリの世界観を彷彿させます
 
元々『魔女の宅急便』のエッセンスも入ってますので、ジブリ好きの方には特にハマる話だったと思います


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先日の最終回直前イベントで真琴役の篠田さんが『ふらいんぐうぃっちってファンタジーも入っているんだ』と改めて感じたと言われていましたが…
 
ジブリの世界観も含めて、自然豊かな弘前を舞台にしたアニメを日テレが制作したのも納得しました
 
ジブリやスタジオ地図の世界観をよく理解している日テレらしいアニメだと思いました


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あと、空飛ぶクジラを研究していた杏子ですが、ケニーが考古学の師匠というのも面白い展開でしたし…
 
杏子役の井口裕香さんは、地域密着アニメで有名な『大洗=ガルパン』『飯能=ヤマノススメ』にも出演しているのは素晴らしですね
 
しかもそれぞれ声質を変えているというのもさすがです


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あとクジラ上からの俯瞰風景ですが、青空と田園風景と山々のコントラストが綺麗でした





そして最終回は魔女のローブ作りが描かれます
 
最終回は桜美監督絵コンテ・演出ということもあり、真琴の描き方が特徴的でした

1話もそうでしたが、真琴の表情が豊かで、特に目が特徴的です


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目を開かず一文字にするのが特徴ですね






最終回では弘前の風景がふんだんに描かれますが…
 
日常風景が丁寧に描かれているのもこの作品のいいところだと思いました
 
地域の良さを描くことが地域密着アニメで成功する秘訣ですね


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で、ローブの布を買いに来た真琴ですが、チトの提案で千夏にも赤いローブを作ってあげることに!
 
真琴は方向音痴などの欠点もありますが、こういう裁縫は得意なようですね
 
千夏と一緒になってポーズをとる真琴の姿が微笑ましかったです


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そして最後は『弘前ねぷた祭り』の描写がEDとなって終了!
 
弘前ねぷた祭りだけで1~2話作れそうですが、ここは続編が出来るときまでの楽しみにしましょう
 
8月に青森ねぶたと弘前ねぷたが行われますが、東北の風物詩ですね


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そんな最終回でしたが、最終回の絵コンテ・演出桜美監督でしたが魅せ方が上手かったです!
 
 
1話から最終回まで『作品と地域の良さを描く』一貫した姿勢は好感でした
 
しかもJ.C.STAFFの丁寧な作画…良いマッチングでした!

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これでアニメは最終回ですが、これからの作品としての進展に期待したいです
 
そしてふらいんぐうぃっちと弘前がこれからも良い関係であることを心から願っています

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ではまた!
 
 
 
 
 
 
 
 おまけ 
 



 
それにしても、『ばらかもん』などの過去の作品も含め土曜深夜の日テレの『センス』は絶妙ですね!
 
先月の最終回直前イベントの司会に日テレの笹崎アナを起用してくるあたり、日テレの期待の高さも見えました!

日テレらしい作品作りだと思いますし、今後も期待してます!






そして声優さんも過去の実績関係なく選ばれているのも好感ですし、キャラと声がマッチしているのが素晴らしいです
 
『SHIROBAKO』14話で音響監督の稲浪(実際にふらいんぐうぃっちの音響監督の岩浪さんがモデル)が『新人なら現場が育てればいい』と言っていましたが、まさにこの枠の作品はその言葉を体現していますね
 
この枠は『純粋に地域の良いところを生かしたアニメを作ろう』という強い想いを感じますし、ジブリやスタジオ地図のアニメをきっちりと評価する日テレだからこそ、今後もこの枠を育ててくれることを期待しています







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