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【松本幸四郎さん出演】大河ドラマ『真田丸』28話感想(三谷脚本繋がりで『王様のレストラン』の千石役だった松本幸四郎さんを真田丸で見れて嬉しかったです)

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呂宋助左衛門の



この呂宋助左衛門


あらゆる弱き者達の守り神でございます


喜んで力をお貸しいたしましょう!

イメージ 1






さて、秀次の娘を守るために呂宋助左衛門に助けを求めた信繁に対し

大名と渡り合って貿易船を仕入れたほどの『強かな呂宋助左衛門』が了承するシーンはいろんな意味で胸が熱くなりました…

呂宋助左衛門役は松本幸四郎さんですが、同じく大河の『黄金の日日』で演じていたというのも面白いですし、三谷脚本繋がりで『王様のレストラン』の千石役だった松本幸四郎さんを真田丸で見れて嬉しかったです




困ったときの伝説のギャルソンですね





私的に三谷脚本では『王様のレストラン』が一番好きですが、千石役の『松本幸四郎』さんと、しずか役の『山口智子』さんの演技は素晴らしいですし、絵になるんですよね…
 
いい役者いい脚本どちらが欠けても名作は生まれませんし、その両方が合わさって生まれた奇跡といっていい作品だと思います

この作品は1995年放送約20年前の作品ですが、とても20年前の作品とは思えないほど完成度が高く今見ても最高に面白いです!








ちなみに西村雅彦さんも鈴木京香さんも真田丸に出演していますし…
 
松本幸四郎さんも出演と三谷脚本ならではの出演陣なのがいいですね!

最近の大河でも突出したキャストの豪華さです
 







あと『王様のレストラン』の話も、伝説のギャルソンの千石がレストランを立て直すという話と同時並行で『出来の悪い兄・気の利く弟』という兄弟の物語も描かれますし…

『王様のレストラン』9話で兄の範朝が『店の金に手を出したことがバレる話』で、通常であれば『範朝はクビ』になるところですが、弟の禄郎にとって唯一の親族である範朝を庇うことで、初めて範朝が心を開くシーンがあるのですが、真田丸の信幸と信繁に重なって見えるんですよね…
 
何をしても上手くいかず、出来る弟がオーナーになり自信を無くした兄・範朝の苦悩も分かりますし、兄弟だからこそ理解し合える部分もあるんですよね
 



兄弟というと真田丸も『兄・信幸、弟・信繁』という好対照な兄弟が描かれますが、兄弟という題材は三谷脚本の特徴がよく現れますね








そして範朝が禄郎に感謝しながらも『これ以上弟に迷惑をかけられない』と店を出ようとするところを千石に止められ、兄弟だからこそ禄郎を補佐して欲しいと告げ…

完全に自分に自信をなくしてしまった兄の範朝に対して
 



あなたにも偉大なオーナー・シェフの血は流れています。

自分を信じるんです。範朝さん。あなた自身が信じてやれなくて、いったい誰が信じるんです?




と、千石の恩人の先代オーナーシェフの血が流れている範朝を励ますと共に、自分で自分を信じてあげなさいという言葉は名言です…
 
禄郎との『兄弟だからこその深い愛情』に助けられ、千石の言葉で『心を救われた』範朝…人との出会いって本当に大事だと改めて思った回でした






真田丸でも弟の信繁のおかげで同じ位を手に入れた信幸が、信繁のおまけのような扱いに対し『やるせない気持ち』になっていましたが…

弟の信繁の『兄を思う心』と、父である昌幸の『真田家の繁栄のため、大切な息子2人が成長している』ことに喜びを感じている姿は『真田家の血筋』を含めて『王様のレストラン』と共通する点だと思いました

こうした視点で三谷作品を重ねると新たな面白さが出てくると思います


イメージ 2







そんな28話でしたが、秀次が自害し、新たな展開になってきましたし…
 
今後どんなキャストの方々が出てくるのかも含め期待しています

来週以降も楽しみです
 





ではまた!
 
 


 
 
 
  おまけ  
 
 





さて、今回は先日訪問した上田城の感想です

JR上田駅から歩いて10分ほどで上田城跡公園に到着しましたが、思ったより駅から近くてビックリしました
 
そして敷地内に入ると城門がどっしりと構えてありましたが、ここが徳川の大軍を2度も撃退した上田城なんですね
 





城門の前には立て看板が立っていて『真田石』の解説がありました

真田信之(信幸)が松代に移封される際に、父昌幸の形見として持ち出そうとしたところビクともしなかったという堅牢な石です
 
こういう伝承があることからも、真田家がこの地に根差していたことを物語っていますね








ちなみに徳川家康の命により天守閣などが破却されてしまっているため、櫓や門しか残っておらず、城内には真田神社があるだけになっていました

それだけ家康にとってみたら『憎悪の象徴』みたいな城だったんだなぁ…と思わずにはいられませんでした
 
城跡というと、何もない草地か、しっかりと天守閣が残っているかを思い浮かべますが、上田城は櫓や門だけになっているんですね








ちなみに櫓の中に入ることができ、中から外をみるとこんな感じです






櫓から新幹線方面をみるとこんな感じで…

周りを山々が囲っていて、信州らしい風景でした
 
自費で作ったとはいえ、さぞ家康の大軍も攻めずらかったでしょう






城にかかる橋から堀を見ると、緑が茂っていて自然を感じます

堀には水が張ってあり、その先には山々が連なっていて綺麗な風景でした
 
こういう形で上田城が成り立っているのを実際に見て感じることができてよかったです






ちなみに隣接した施設では『真田丸大河ドラマ館』が開催されていました

真田丸のテーマパークのようになっていて、観光客の方々も大勢来ていました
 
中にはセットや衣装、スタッフやキャストの皆さんのコメントやサインなどが飾ってあり、真田丸ファンにとってはたまらない施設です






ちなみに写真撮影は1か所を除きNGですが、その1か所の特注甲冑のところだけOKでしたので撮ってきました

 
真田丸の資料では絵コンテもありましたが、アニメの絵コンテみたいにしっかりと絵が描かれていて面白かったです






そんな感じで上田城を見てきましたが、また時間があるときにじっくり見たいと思いました

そして上田城のいたるところに『真田十勇士』の名前が出ていましたが、大河ドラマではどんなメンバーが真田十勇士を演じるのかそれも楽しみです
 
映像では冬の雪景色の上田城もあって綺麗でしたし、季節によってさまざまな姿を見せる上田城に、是非とも真田丸ファンは行ってみてください








 
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