今回は『浦和レッズ』についてですが
2016Jリーグ明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第15節『浦和レッズvsアルビレックス新潟』戦がありました
ルヴァンカップを優勝し10年ぶりの国内タイトルを獲った浦和が『2ndステージ優勝&年間優勝』を目指すべく、新潟とのアウェイゲームを迎えましたが…
その結果は
明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第15節
2016年10月22日(土) 14:02キックオフ
2016年10月22日(土) 14:02キックオフ
デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟 1-2浦和レッズ
得点者:
7分 興梠慎三
15分 ラファエル シルバ(新潟)
90分 興梠慎三
入場者数:29,692人
浦和は前半に興梠が先制点を奪うものの、森脇の不注意なバックパスが失点につながり1-1の引き分けで試合終了になりかけましたが…
試合終了間際に関根のパスを李がスルーし、興梠が決め2-1で勝利!
李と興梠の『阿吽の呼吸』の素晴らしい連携で得点を奪う浦和らしい戦いで勝利しました
さて早速レポですが、ルヴァンカップを優勝し、2nd優勝と年間優勝を目指す浦和をサポートするためにビックスワンまで行ってきました!
新潟のビックスワンには初めて来ましたが、緑と水に囲まれた自然豊かなスタジアムでした
天気も絶好の観戦日和で大勢の方が来られていました
スタジアムに入ると、解放感のある素晴らしいスタジアムで気持ちが高ぶります!
そして浦和はタイトル奪取のため、新潟は残留のためと、選手入場時から両チームサポとも熱が入っていました!
絶好の天候、両チームのモチベーション、満員のサポと好条件が揃い、スタジアムは最高の雰囲気でした
今日の浦和のフォーメーションはいつもの『3-4-2-1』で…
宇賀神がルヴァンで怪我のため駒井、リベロに那須ではなく遠藤、ボランチには柏木に代わり青木が入りました
そして興梠が1TOPで、ナビスコで結果を出した高木が先発、武藤と3人の前線となりました
今日の布陣
興梠
武藤 高木
関根 駒井
青木 阿部
宇賀神 遠藤 森脇
西川
試合開始ですが、浦和がいつものようにポゼッションを高めて主導権を握ろうとしますが、新潟はルヴァンのガンバ大阪のように自陣深くで守るなど、新潟の残留の執念を感じる立ち上がりでしたが…
浦和が新潟DFのラインが揃う前に裏へボールを流し込み、興梠が抜け出して待望の先制点を奪います!
ルヴァンを戦っていないチームは3週間公式戦がなかったですので、新潟は立ち上がりのラインコントロールが不安定でしたが、ルヴァンを決勝まで戦った浦和の試合慣れがいきなり生きました
しかし、ここで慢心したのか、森脇が不注意なバックパスをしたところをラファエル・シルバに搔っ攫われ遠藤が対応するものの点を決められ1-1の同点に…
埼玉スタジアムは試合前に水を撒くのでパスが速いですが、アウェイの芝は重いですし、森脇はそういう部分の細かさが今日は足りませんでした
最後に興梠が決めてくれたので良かったですが、もし引き分けだった場合、年間1位を川崎Fに持っていかれるところでしたし、こういう細かい部分を失敗すると年間優勝は逃げてしまいますので、森脇は猛省してほしいです
後半は集中力を欠いた森脇を下げ那須を入れ守備の安定を図り、ルヴァンのMVPとなった李を途中交代で投入するなどミシャの采配が冴えます
前半新潟が森脇を狙ってきましたが、浦和のことをよく研究してきましたし、森脇が前半でイエローをもらったところで冷静にミシャが代えたのは良い判断だったと思います
そして調子の良い李を入れたことで最後の得点にもつながることになります
そしてそのまま1-1で引き分けになるかと思われた後半終了間際に、関根がパスを出し李が相手DFを連れて囮になってスルーし、興梠がフリーでシュートを決め2-1で勝利!
オリンピックで一時期体調を落とした興梠ですが、リーグ終盤戦になって再び復調し、大事なところで点を決めてくれました!
ルヴァンでも浦和の攻撃を最後まで牽引しタイトルをもたらし、リーグ終盤戦の新潟戦でも得点を決める興梠…さすが浦和のエースです!
試合終了後には新潟まで駆け付けた大勢のレッズサポと選手が喜びを分かち合います!
最後まであきらめずに応援した結果の浦和の勝利だと思いますし、ルヴァンカップを獲ったという『自信・経験値』が今日の試合を浦和に引き寄せたと思いました
去年までの終盤の浦和の失速は『自信のなさ』から出てきたものだと思いますし、ルヴァンカップを獲ったことで『自分たちのサッカーへの揺るぎない自信』を手にしたことが、今日の勝負強さにもつながったと思います
そして興梠がJリーグ戦通算100ゴール達成!おめでとう!
大事なところで点を決めてくれるエースの力を証明してくれた試合でした
それも李が囮になったりと、周りとの連携が深まったからこそのゴールでしたし、まさにミシャサッカーを体現した結果だと思います
さて各種参戦お疲れ様でした
今日は新潟も残留に向けて負けられない試合で、リーグ終盤戦は順位関係ないですし、楽な試合なんてないことを改めて感じた試合でした
だからこそ、浦和はタイトルを獲ったという自信がいい方向に転がってくれた試合でした
次節は来週10月29日にアウェイ磐田戦がありますが、磐田も残留争いをしていますし…
とにかくミシャサッカーを信じ『目の前の相手を全力で叩く』ことに集中すれば、結果はついてくると思います
次の試合も『ベンチを含めた総力戦』で勝ちましょう
ではまた
おまけ
ちなみに今日は試合に出ませんでしたが、田中達也選手がベンチに入っていて選手紹介の時に多くの声援が出ていたのは良かったです
何と言っても浦和が初めてタイトルを獲ったナビスコカップのエースですからね!なんだか感慨深かったです…
横断幕もあって新潟でも愛されているのが嬉しかったですし、ぜひとも新潟の残留に田中達也の力を生かしてほしいです
あと、今日は入場時に新潟コシヒカリおにぎりと飲み物を無料でもらえましたが、これも嬉しかったです
先週のルヴァンカップでもルヴァンなどを無料でもらいましたが、ありがたいです
ルヴァンカップもそうですが、新潟もこういうサービスをしてくれるのはさすがだと思いました
そしてスタジアムにある記念館を見学しましたが、日本開催のW杯の記念物が展示してあって面白かったです
新潟のサポの熱さや声援は浦和に通じるところもあって共感できますし、ぜひとも来年もJ1で戦いましょう
新潟のスポーツ文化の素晴らしさも体験した一日でした