今回はとうとう『真田丸』が築城されましたが、OPを最後に持ってくるなどセンス抜群でした!
OPを最後に持ってくるのはよくアニメなどで見られる手法ですが、まさに『題名の由来』を生かしての演出で、久しぶりに鳥肌モノでした
三谷作品は王様のレストランなど、過去の作品でも劇中の音楽やBGMで抑揚をつけるのが上手かったですが、今作品も遺憾なく発揮されてますね
さて、今回は籠城戦ときまった豊臣軍を最大限生かすため、幸村が『出城』を築くことを決めますが
浪人である幸村達をなかなか信用しない豊臣上層部…
大野達は信じようとしますが、最終的な判断ができません
しかし、最後には秀頼が『浪人を信じる』ことを決め、真田丸が築かれることに
茶々に頭が上がらなかった秀頼ですが、ここではじめて『豊臣の主』としての決断をしました
これではじめて幸村達は一致団結して徳川軍を迎え撃てることに
最後には真田丸が築城されますが、ここで真田の赤備えが初めて披露されます!
真田家が従ってきた武田家の『武勇の証』である赤備えがとうとう出てきました!やっぱり赤は勢いが出る色ですね
真田幸村の華々しい活躍がここから始まります
さてそんな44話でしたが、『真田丸』がとうとうお披露目されましたが、これこそ題名の由来だけあって何だか嬉しくなりましたし…
幸村が父のように慕っていた上杉景勝が敵として登場するのも胸に響きました…
兄弟、そしてかつての盟友とも戦わなければならない戦国の世ならではの切なさがありますね
今後どんなキャストの方々が出てくるのかも含め期待しています
来週以降も楽しみです
ではまた!
おまけ
あと徳川家康の嫌な敵っぷりが見事ですし、さすが内藤聖陽さんは演技が上手いです
この世の春となっている強大な力を持つ徳川家康を敵に回すからこそ、主君のため一世一代の大勝負に出る真田幸村の魅力が際立ちますし、そういう意味でも徳川陣営の動きも気になります
コミカルに描いてきた徳川家の良さも出ていますし、ここまでの流れで豊臣家に愛着が出る視聴者の方も大勢いると思いますし、敵味方それぞれを生かすところも三谷脚本の良いところだと思いました