信長が描く王の器
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俺、そういうのは駄目な男らしい
人と言うもんは『利益と恐怖』で全て動くと思っておった
だが人の心とは、どうも違う様だ
だから滅んだ
俺の五十年は 俺の人生は無駄になった
そんな奴、二度と王になんかしちゃあ いけねーよ!
豊久は、利益も、損得も、恐怖も、恫喝も、頭にない
王の器だ!
だが、バカなので補佐官がいる
俺だ!
さて、安倍晴明が信長に対して『なぜ信長が統領にならないのか?』と質問した際に信長が『王の器』について答えた場面から始まりましたが…
『恐怖と利益』だけでは王にはなれないことを、本能寺の変で知ったが故の、信長の『思想の変化』は、if設定ということもありますが、非常に興味深かったです
信長の後を継いだ『人たらし』の秀吉が天下統一を果たしますが、そういう意味でも信長の考え方は先を見通しているようでした
ドリフターズ 8話感想
キャスト
キャスト
島津豊久:中村悠一
織田信長:内田直哉
那須与一:斎賀みつき
安倍晴明:櫻井孝宏
オルミーヌ:古城門志帆
カフェト:西田雅一
ジャンヌダルク:皆川純子
ジルドレ:乃村健次
アナスタシア:北西純子
ラスプーチン:田中正彦
織田信長:内田直哉
那須与一:斎賀みつき
安倍晴明:櫻井孝宏
オルミーヌ:古城門志帆
カフェト:西田雅一
ジャンヌダルク:皆川純子
ジルドレ:乃村健次
アナスタシア:北西純子
ラスプーチン:田中正彦
土方歳三:安元洋
貴紫:宮本充
スタッフ
原作:平野耕太
原作:平野耕太
監督:鈴木健一
シリーズ構成・脚本:倉田英之
脚本:黒田洋介
脚本:黒田洋介
キャラデザ・総作画監督:中森良治
音楽:石井妥師、松尾早人
アニメ制作:HOODS DRIFTERS STUDIO
ヤングキングアワーズで連載中の原作をアニメ化した作品ですが、原作から評判の高かった作品です
なのでどんな作品になるのか気になっていた作品でした
『HELLSING』もそうですが平野さんが描かれるキャラは生き生きしてて面白いんですよね
さて、8話は漂流者である豊久達が、廃棄物であるジャンヌ達と戦った後の話ですが…
安倍晴明が現れ、豊久達と合流します
安倍晴明もこの世界に送り込まれたようです
そこで信長は『機関銃』を初めて見ますが、その時の興奮した顔は面白かったです
信長自体が鉄砲を使った合戦で、それまでの騎馬・槍・弓の戦いの常識を一変させましたが、機関銃の登場でさらに戦局が変わることを感じたようです
通常の人であれば、見たことがないものに恐怖を感じますが、逆に道具として面白く思うところが信長たるゆえんなんだと思いました
一方、菅野直は不時着後、持ち前の強気(?)で、ある組織の統領になってました(笑)
史実でも不時着した菅野直はその島の長になったという話もありますので、そこをうまく使った来ましたね
ここではスキピオとの遭遇ですが、イタリアと日本のケンカは思想が違うところもあるので面白いです
また、スキピオと別れたハンニバルは元気をなくしてしまいますが、豊久がけしかけると『ホンモノの目』を見せます
老いたとはいえ、ハンニバルの凄さを見抜く豊久の眼力も素晴らしいです
ドリフターズは基本『能力がある者』ですので、そこは国は違えど感じる部分があったと思います
最後は豊久がエルフや信長たちを従えドワーフを説きに行くことになりますが…
エルフは過去を捨て、新しい世にしようと同調します
ここは豊久の『心意気』に皆が惹かれたからこそですし、まさに王の器です
そんな8話でしたが、豊久達が安倍晴明たちと合流しましたし、さらに楽しくなりそうです
『もし偉人が生きていて同じ世界に集まったら…』というif設定は面白いです
伝承でも『真田幸村』『土方歳三』といった悲劇のヒーローが生き残っているという話もよくありますが、それだけ人気があるということですけどね
来週も楽しみです!
ではまた!
おまけ
それにしても、久しぶりに面白い作品に出会いました!
激しい戦闘シーンの間にコミカルな部分が入ってくるのも洒脱が効いてて面白いです
時間帯も東京MXは23時台で放送されており、新規顧客を増やすには絶好の放送時間です